設置者インタビュー

学校

愛知県大府市 大府中学校・大府西中学校
大府南中学校・大府北中学校

熱中症対策のことも考え、
市内全ての中学校に導入しました。

interviewee

愛知県大府市 市長

岡村 秀人 さま

南海トラフ地震が想定される地域に位置する愛知県大府市は災害時の緊急避難場所として活用される、
市内の全中学校の「体育館」「武道場」にLPガス災害バルクを導入しました。

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LPガスは省エネで、経済性が高く、
停電時でも使用できます。

平成30年、愛知県内の小学生が学校活動中に、熱中症で亡くなった事故がありました。悲惨な事故をうけて、教室全てに空調を入れなければならないと強く思うようになりました。大府市は、中学校の体育館が大規模災害の避難所に指定されています。そのため体育館・武道場にLPガス災害バルクを導入しました。

LPガスを選んだ理由は省エネであり経済性が高いこと。また、停電時でも対応ができる利点があったからです。他には、大府市にはLPガス事業社がいくつかあり、市内の事業者を育成・応援する意味でも有効だと考えたから。そうした、様々な観点から導入した次第です。

快適になった、という喜びの声も。

大府市は平成12年の東海豪雨で大きな被害を受けました。そして、今後この地域は南海トラフ巨大地震が必ず起こると言われている地域なので、市内4つの中学校全てにLPガスの空調を設置しました。設置完了後、大府南中学校で避難所訓練を実施しました。(写真参照)
導入してからは、本来の用途である学校行事等で空調を使用。生徒や保護者の方から、大変快適になったと喜ばれています。

災害時の環境整備と日頃の熱中症対策。
導入は、どちらも大切に考えた結果です。

緊急避難所として利用することを視野にいれた環境整備と、学校活動における日頃の熱中症対策に力を入れています。
広い空間の空調を整える「ガスヒートポンプエアコン」と、災害時の電源確保を行う「ポータブル発電機」を導入しました。