設置者インタビュー

病院

医療法人悠康会 函館整形外科クリニック

40時間のブラックアウトが起きても、
災害バルクが発電し続けてくれた。

interviewee

医療法人悠康会 理事
函館整形外科クリニック
事務長

三浦 幸浩 さま

函館整形外科クリニックは2018年の北海道胆振東部地震で日本初のブラックアウトを経験。
40時間による大停電に見舞われましたが前年に導入していたLPガス災害バルクによって
長時間発電でき、患者さんの安全確保をスムーズにできました。

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病院機能が麻痺する、
40時間の停電は本当に大変でした。

主に手術室の対応のために軽油発電機を設置していましたが、経年劣化が激しく出力用のコンセントが一部使えなかったり、電圧も不安定だったため、災害に対して十分に備えているとは、正直言い難い状況でした。

北海道胆振東部地震では、これまで体験したことのない大規模の停電が起こりました。時間にすると40時間。病院機能が麻痺する災害に遭遇しました。非常時でしたので、ライフラインの確保も難しかったです。様々なことに対応しなければならない時に、燃料の補給を昼夜問わず4回するという、本当に大変な作業を行いました。

軽油発電機と比べると、
優れた点が多かった。

軽油発電機に比べ、LPガスの発電機に関しては、燃料を気にすることはありませんでした。また、運転音、エンジン音が非常に静かで、近隣の皆様にも迷惑をかけずに済んだと思っています。
ナースステーションに防災ライトスタンドを設置しました。入院患者への対応について、不備がないようにするために照明は不可欠だったので、有効に使わせていただきました。

患者さんや近隣住民の方に
積極的にPRしていきたいです。

私たちもまた、いつ災害に見舞われるか予想がつきません。
今後当院では「LPガスの発電機を導入していて、災害に対する備えができている施設」だということを患者さんや近隣住民の方にPRしていきたいと考えております。