設置者インタビュー

事務所・商業施設

覚王山日泰寺

電気の確保ができなければ
命が危ないと感じ導入。

interviewee

覚王山日泰寺 代表役員

村上 圓竜 さま

日本とタイの友好の象徴として、お釈迦様の御真骨をお祀りする日本唯一の寺院である、愛知県名古屋市覚王山日泰寺。
名古屋市民の災害時における避難所や防災拠点になるよう、取り組みの1つとしてLPガス災害バルクを導入しました。

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ライフラインの確保には
LPガス災害バルクが必須。

私自身は、阪神淡路大震災の被災者ではありませんが、関わりはありました。その時のことを思い返すと、ライフラインは全滅だったと記憶しています。唯一プロパンガスが残っていたと報道を見て覚えていました。皆さんもご存じのように大規模な直下型の地震だったので、1週間〜3週間程ライフラインが動きません。それだけ、世の中は電化しているということですね。当時はトイレを始めとし、電力がないと動かないものばかりという状態でした。昔の生活に戻るだけならまだしも、設備が電化しています。つまり、電気がなければ、命が助からないということです。その経験が電気の重要性を一番に感じました。

LPガス災害バルクを導入するにあたり、最低3日間フルで使用しても大丈夫だという規模のものをお願いしました。日泰寺に避難される方には100%施設を解放します。最低限、暑さ寒さを凌げるような環境にすることが、導入の主な理由です。

時には行政と連携していきたい、
そのためにまずできる準備をする。

行政との連携については、行政がやりたいことを市民がどう寄り添っていくかが重要だと思います。お互い、まずは地元、市のため、県のためにやれることをやるのが一番。パートナーシップとは、そういうところからスタートだと思います。お互いに万全な準備ができていれば、最小限の被害でおさまりますよね、だからこそ、やはり準備するべきじゃないですか。そういった考え方で日泰寺はLPガス災害バルクを導入いたしました。

災害においても、前向きに取り組むことが重要

お釈迦様の御真骨をお守りする場所は、当時議論の上で名古屋市覚王山日泰寺になりました。
その決め手は、名古屋の人々の熱い情熱と、準備段階における手際の良さでした。
災害においても、できれば前向きに、できれば行政と手を組みながら取り組んでいきたいと思います。