設置者インタビュー

病院

医療法人社団 野村会 昭和の杜病院

災害時でも人工透析は必須。
そのために必要な電力を確保。

interviewee

理事長
医学博士

野村 芳樹 さま

東京都昭島市にある昭和の杜病院は、人工透析設備を充実させた、地域になくてはならない医療施設です。
災害時でも医療機器を継続使用し、安心して治療できる環境を整えるべく、LPガス災害バルクを導入しました。

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人工透析は週3回。
災害時の電力確保で命を繋ぐ。

今回、当院ではLPガス災害バルクと非常用発電機を導入しました。
人工透析で通院または入院される患者様は、週に3回透析を行う必要があります。実は、透析は災害に弱い治療と言われています。透析液を供給するにも、ベッドサイドの機械を動かすにも電気が必要となるからです。
大災害が起こり、停電が生じると血液透析ができなくなります。しかし、人工透析は継続的に実施が必要。災害で治療を長時間受けられないと、生死に関わる場合もあります。そのため、災害時に医療機器を動かせる電源を備えることが重要です。
当院では、入院が180床あり、屋上の非常用発電ディーゼルのみでは賄いきれない部分があり、今回の導入に至りました。また、より多くの地域住民の方に、災害時は避難所として活用していただきたい、多くの市民の方々が、安心でよりよい医療を受けられる、地域に根差した病院でありたいという思いのもと導入しました。

使用試験時の静音性は
想像以上でした。

実際の運用はもとより、災害時は炊き出し等もできるということにメリットを感じています。実際に使用試験した時の静音性に関しては、とてもすばらしいと感じました。また、昭島市のガス会社の協力も得られているため、非常に安心感があります。

大規模災害を想定した訓練で、災害時でもスムーズに活用したい。

まだ導入したばかりで使用訓練が実施できていませんが、今後大規模災害を想定した訓練を実施していきたいと考えています。